トイレのドアの開閉がしにくい、鍵がかかりにくくなったといったトラブルはありませんか?
毎日何回となく使用するトイレは、家族が多い程開け閉めの回数も多くなり不具合が発生しやすくなります。
ここでは、トイレのドアの修理方法やトイレのドアリフォームにかかる費用などを解説します。
トイレのドアや鍵(ロック)の不具合は早めに修理を!
トイレのドアノブがぐらついたり、ロックがしにくくなったりしたときは早急に修理することをおすすめします。
そのまま放置しておくと、最悪はトイレ内に閉じ込められてしまうかもしれません。
一人暮らしの人や家族が不在の時などにトイレの狭い空間に閉じ込められてしまったら大変なことになります。
現実にトイレの鍵が開かなくなって出られなくなったといったトラブルは多く発生しています。
そうなったときに、鍵屋さんに電話しても玄関の鍵がかかっている場合は対応もできません。
賃貸マンションなどの場合は大家さんや管理会社の人・家族などに電話をかけるか最悪の場合はレスキュー隊に来てもらう必要が出てくるでしょう。
そのようなトラブルに発展しないように、ドアノブやロックに不調を感じたときは、早急に対応しておきましょう。
ドアノブの調整や交換は自分で行うことも可能です。
ドア鍵(ロック)の不具合の主な原因
トイレのドアロックの不具合は、以下のような原因が考えられます。
・ドアノブ内部の金属部分の錆びつき
トイレに使用されているドアノブは一般的には錆びにくい金属が使用されていますが、経年劣化やトイレ環境(湿気が多いなど)によって、錆びてしまうことがあります。
・ラッチ本体の割れ
ラッチ本体も金属でできていますが、長年の使用による金属疲労によって割れたり折れたりすることがあります。ラッチは消耗品といわれており、定期的に交換しておくとドアが開かなくなるなどのトラブルを防ぐことができます。
・ラッチ内部のバネが折れている
ラッチボルトが引っ込んだまま戻らなくてドアが閉まらなくなることがありますが、内部のバネが折れたり外れたりしている場合があります。原因はやはり経年による金属の劣化です。バネだけの交換は難しいため、新しいラッチと交換する必要があります。
ドアノブのDIY修理・交換方法
ドアノブをDIYで調整や交換する方法を以下に解説します。
ドアノブの調整方法
ドアノブのぐらつきは、ハンドルレバーの緩みか台座のネジの緩みが原因です。
ドライバーだけで簡単に自分で調整することができます。
〈ハンドルレバーの緩みの調整方法〉
ハンドルレバーは床と平行に真っ直ぐ付いているのが普通の状態ですが、緩みがある場合は、ハンドルレバーが斜めに下がった状態になっています。
調整するには、レバーの下や側面に付いている調整用のネジをドライバーや六角レンチなどで少し緩めます。
反対側のハンドルレバーを体で押さえ、左手で片方のハンドルレバーを押さえながら(体と腕の間にドアを挟むような姿勢になり両側からハンドルレバーを押さえる)ネジをしっかり締め付けます。
〈台座ネジの緩みの調整方法〉
台座のネジが緩んでいる場合は、台座のネジもドライバーで締め直して調整しましょう。
ネジが見当たらない場合は台座がカバー式になっています。
カバーの下部にある切欠き部分にマイナスのドライバーを入れてカバーを外し、上下のネジを締め直して固定します。台座は樹脂製なので締め過ぎに注意しましょう。
台座が固定できたら再びカバーを取り付けて完了です。
ドアノブ交換方法
ドアノブの内部金属が経年劣化などにより破損している場合は、ドアノブ自体を交換する必要があります。
ここではトイレに最も多く使用されている内鍵付きチューブラ錠(レバーハンドルタイプ)の交換方法を解説します。
新しいドアノブを購入する際は、既存のドアノブのサイズをチェックしておくことが大切です。
例えば、上図のドアノブは川口技研の室内錠ALシリーズですが以下のチェックが必要です。
〈既存のレバーハンドルの外し方〉
①レバーハンドルの下部か横にあるネジを外し、両側のレバーハンドルを抜く
②台座のネジを緩めて外し、両側の台座を外す(カバー付きのものはカバーを外してから)
➂フロントのネジを外しフロントとラッチを抜く
〈新しいレバーハンドルの取り付け方〉
①取り付けるときは、取り外したときの逆の手順になり、ラッチを差し込みネジで固定する(ラッチの方向に注意、ネジはあまり締め過ぎない)
②連結バーとつまみの方法に注意しながら、外側のレバーハンドルをセットし、次に室内側のレバーハンドルを取り付ける
➂ハンドルとつまみ(ロック)の操作がスムーズに行えるか確認し、座に緩みがないように締め付けて固定する
トイレのドアリフォームにかかる費用
トイレのドアノブに限らず、ドア本体が経年によって劣化している場合はドアそのものを交換リフォームする必要があります。
また、既存の開き戸から引き戸に替えたいとか、防音ドアに替えたいといった場合も出てくるでしょう。
それぞれのケースで、ドアリフォームにかかる費用相場をご紹介します。
ドアノブだけの交換費用
ドアノブをDIYで交換する場合は、新しいドアノブの部品代(5000円~10000円程度)だけで済みますが、業者に依頼した場合は部品代+工賃(7000~20000円程度)がかかります。また業者によっては別途出張料金が加算されることもあるため、合計では15,000~30,000程度かかることもあります。
ドアの交換費用
ドア本体から交換する場合は、ドアの代金+既存ドアの撤去・廃材処分費用(10,000円程度)+新規ドア取り付け施工費(15,000円程度)+諸経費(業者によって異なる)となっており、合計で50,000円~100,000円程度(ドアのグレードによって異なるため)になります。ドア枠まで取り替える場合はさらに15,000程度アップします。
引き戸へ交換の費用
引き戸は高齢者などにも操作が易しいことから、近年は開き戸から引き戸へ交換するご家庭が増えています。
引き戸へ交換するには、戸を引き込めるスペースがあるかが重要です。
引き戸にも多くの商品がラインナップされており、価格もさまざまですがスタンダードなタイプで50,000~100,000万円程度。
既存ドアの撤去・廃材処分費用(10,000円程度)+新規引き戸の設置費用(20,000~25,000円程度)が必要になるため、合計で80,000~135,000円程度かかります。
防音ドアへの交換費用
近年はトイレ用の防音ドアが登場しています。しかし性能や仕様によって価格に幅があり50,000円程度から300,000円以上するものまでさまざまです。
防音ドアへの交換費用も、商品価格+既存ドアの撤去・廃材処分費用(10,000円程度)+新規ドアの設置費用(20,000程度)が必要なため、合計は80,000~になります。
「定額リペア」で新品同様にドアリメイクを!
ドアのリフォームはしたいけれど、費用はなるべく抑えたいという人はドアのリメイクをおすすめします。
「定額リペア」では、ドアノブの調整や交換からドア本体の傷や汚れ、経年による劣化なども新品同様にリメイクすることが可能です。
ドアリメイクのメリットは、一般的なドアの交換リフォームと違って廃材を出すこともなくドアのイメージを一新できることや費用を大幅に抑えられることです。
ドアのリメイク方法は、お客様のお好みでドア全体を塗装したり化粧シートやフィルムを貼ったり、劣化したパーツの調整や交換などを行います。
リメイクシート(ダイノックシート)はDIY用も豊富に市販されていますが、ドアの取り外しや下地の処理など、素人には大変な作業で技術も必要です。
「定額リペア」では、高い技術を持った専門スタッフが、丁寧に美しく仕上げてまいります。
費用はリメイクの方法(部分補修も可能)や素材、交換が必要なドアパーツによっても異なりますが、概ねドア交換リフォーム費用の1/2程度です。
ありきたりなドアではなく、思い切りおしゃれなドアにイメージチェンジしたいという人も、是非「定額リペア」にご相談ください!
既存の古いドアを、あなたのイメージにぴったり合った新品同様のドアに変身させます。
まとめ
トイレのドアは、住宅の中でも普段あまり注意を払うことが少ない部分であり地味な存在です。しかし、ドアがスムーズに開閉できなかったり、鍵がかけにくくなったりすると安心してトイレを使用することもできません。
ドアに不調を感じたら、早めの修理を実施しましょう。
また、毎日必ず使用するトイレは、たとえ狭くても快適に過ごせるスペースにしたいものです。
おしゃれなドアにリメイクして、少し楽しいトイレタイムに変えてみてはいかがでしょうか。
トイレドアの修理やリメイクのことなら「定額リペア」へご相談ください!