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フローリングのきしみを補修!原因から対策アイテムを徹底解説!

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フローリングのきしみを補修!原因から対策アイテムを徹底解説!

フローリングがきしんでいる。

ミシミシやギシギシと音が鳴るたびにいよいよリフォームしなければいけないのかと思う方も多いのではないでしょうか。

新築や、リフォームしてから 20年以上の歳月を経た家のフローリングは相当傷んでいると想像できます。

しかし、リフォームの費用を考えると簡単に決断できる方は少ないでしょう。

本稿では、フローリングのきしみの原因から DIYでできる対策や補修方法を詳細に解説します。リフォーム費用を抑えることができてフローリングのきしみが改善されるように記事を進めますので最後までお付き合いください。

 

フローリングがきしむ原因とは

フローリングがきしむ原因には、フローリングに問題がある場合と、フローリングを支える土台に問題がある場合があります。

きしみ対策を講じるにも、原因を知ることが大事です。安易に工務店に依頼すると不必要なリフォームで多額の費用がかかり、長い工期で不自由な暮らしを耐えなければなりません。

そうならないように、まずは考えられる原因を探求しましょう。

 

フローリング材の劣化

経年によってフローリング材に痛みが生じて弛んできた結果、フローリング材同士が擦れてきしみの原因になっている場合があります。

フローリングを踏みしめてふかふかした感じはないが、ギシギシと音がする感じであれば劣化が一因と考えられます。部屋のフローリングを全て踏みしめて、出入り口など頻繁に行き来がする場所などだけがきしむようなら、劣化の可能性がさらに高まります。

経年劣化なら、劣化し弛んでいるフローリング材だけ張替える部分張り替えも可能です。部分張り替えはリペア業者に依頼すると良いでしょう。

また、この機会に全て張替えると選択したならリフォーム業者へとなります。

 

フローリングと根太の問題

無垢材や合板フローリングは、根太工法か捨て張り工法が用いられています。

根太工法は、根太にフローリング材を敷き詰める工法です。捨て張り工法は、根太とフローリング材の間に合板などを挟む工法です。

どちらも土台となる根太の上にフローリング材が乗る形式ですが、根太、捨て張り、フローリングのどれかが剥がれてもきしみの原因になり、1mmでも隙間があればきしみ音がなる可能性があります。

家やマンションの保証期間内であれば、販売業者やハウスメーカーに補修させましょう。保証期間が過ぎていて経年によるものなら、フローリング材を全て剥がして補修しますのでリフォームとなります。

 

釘などがこすれている

http://www.plumtreeplace.com/2013/01/back-tracking.html?m=1

フローリングを固定する釘が、根太や捨て張りとの間で擦れていることが原因できしみ音が鳴ります。

床暖房の場合でもフローリング材と暖房パネルの間に隙間が生まれ釘が動いてきしみ音が聞こえることがあります。

きしみ音がするフローリング材に穴を開けて釘を固定し、穴を修復する技術が必要となりますので、床暖房まで熟知した腕の良いリペア業者に依頼する必要があります。

 

土台に問題がある

https://raisedfloorlivingpro.com/

フローリング材が劣化するのと同様に、床下の土台が劣化すれば緩みがきしみの原因になります。

また、木材の性質的なものできしむ場合もあります。木材は、調湿性能を持っています。故に湿気を吸い込めば膨張し、吐き出せば収縮します。この調湿効果によって隙間が生じればそこがきしみの原因になります。

築年数が浅い場合は、しばらく様子をみましょう。長びくようなら施工不良も考えられますので販売業者などに連絡してください。

築年数が、木造住宅の耐用年数の22年以上を超えるのなら、経年劣化の可能性が濃厚ですので、速やかにプロに依頼しましょう。

 

白アリ被害の可能性も!

きしみが生じた場所がキッチンや洗面所など水回りの場合は、土台の腐食やシロアリ被害が考えられます。

カビやシロアリは湿気を好むので水回りは要注意です。床を踏むとふかふかするようなら、かなり被害が進行しています。

画像は、シロアリ被害の様子です。ここまで侵食されれば、深刻な被害なので早急にシロアリ業者やリフォーム業者に補修を依頼するべきです。

水回り以外でも床がきしんでいて、踏めばふかふかするようなら同じ被害の可能性があります。腐食やシロアリは早急に解決するようにしましょう。

 

きしむ原因はフローリングの素材によって違う

フローリングがきしむのは、フローリング材の種類によっても違いがあります。フローリング材は大きく分けて3つの種類があります。木材では、無垢材と合板で、化学製品ではクッションフロアです。

ここでは、それぞれがどのような原因できしむのかを解説します。

 

無垢材は調湿効果の副産物によって

無垢材のきしみでもっとも多い事例が膨張変形によるきしみです。無垢材は、調湿効果のすぐれた建材です。多湿なら吸湿し、乾燥していれば放湿する機能を自然に持ち合わせています。加湿器と除湿機の二役を自然に行っているのです。

ただし、吸湿すれば膨張し、放出すれば収縮します。この伸縮作用によってできる隙間からきしみが鳴ることがあります。実(さね)同士が組み合っているフローリングなら「実鳴り」とも呼ばれています。

築年数が浅い家で鳴るのなら、施工不良の可能性は低く様子をみることになります。しかし、相応の年数が経過してきしみ始めた場合は、他の原因を探らなければなりませんのでこの記事の「1:フローリングがきしむ原因とは」を参照してください。

 

合板は劣化の可能性が

https://www.wijayaplywood.com/store/p1/Plywood_03_mm_Albasia.html

合板フローリング材がきしむ原因として考えられるのは、芯材や接着剤の劣化です。

合板とは何層もの芯材の表面に突板やシートを貼り付けたものです。その芯材が劣化してくるときしみの原因になります。一般的に合板フローリングの耐久年数は10年から20年とされています。

新築時からきしむようだと施工不良と考えられますが、相応の年数が経過していれば劣化を視野に入れて対応すると良いでしょう。

 

クッションフロアがきしむと危険

https://www.warringtonflooring.com/vinyl-flooring

クッションフロアは、耐水性が良いので水回りで使われることが多いフローリング材です。

ほとんどの場合、直床工法によってクッションフロアと下地の間にモルタルや緩衝材を挟み込む工法で施工されています。

画像のようなシートなのでクッションフロアそのものがきしむことはありません。また、根太や捨て張りもありません。ですので、きしみ音が聞こえるならば、下地などの腐食やシロアリ被害にあっている可能性があります。早急に手を打って解決することを強くお勧めします。

 

フローリングのきしみを予防・DIYする

フローリングがきしむ原因を考慮すると予防やDIYは難しいかも知れません。ですが、日頃のちょっとした気遣いで予防できたり、化学の進化できしみを抑えることができたりする可能性があります。

ここでは、誰でも簡単にできるきしみ対策について説明していきます。

 

日常で可能なきしみ予防

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無垢材のフローリングなら湿気をコントロールすればきしみを抑えることが可能です。

季節に合わせて加湿器や除湿機を使えば無垢材フローリングは調湿機能を使う必要がないのできしみの原因を抑えることができます。結果的に人も過ごしやすく、健康にも良い効果を得ることができます。

木質系フローリングでは、掃除の際に水分を使用しないようにすることや定期的にワックスをかけてフローリングを保護することもきしみを抑制することにつながります。また、冬は厚めのカーペットを敷くこともお勧めできる対策です。

 

きしみ対策アイテムを使用してDIY

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画像は、実鳴りを抑えるDIYグッズです。木質系フローリング材の実鳴りに対してフローリングに注入するだけできしみ音を抑える効果があります。床暖房では使用できませんのでご注意ください。

他にも床鳴りやきしみ対策グッズがありますが、DIYで効果を得られない場合は、プロに依頼することをお勧めします。

 

隠し釘を打ってきしみを修理

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隠し釘を打つきしみ対策があります。隠し釘とは、普通の釘よりも細いもので画像のようにクッション材がはめられているものです。

隠し釘による補修方法

  1. フローリングがきしむ部分を足で押さえつける
  2. フローリング材と根太や捨て張りとの隙間をなくす
  3. その状態で隠し釘を打ち込む
  4. クッション部分を横からたたく
  5. 頭の部分がキレイに取れているか確認

隠し釘は、クッション部分を横から叩けば頭が取れる仕組みになっていますので、釘を打った部分が目立ちにくくなっています。

このDIYでフローリングと根太の隙間などはなくなります。難点はきしみ音がする場所を特定することです

また、この補修でもきしみが治まらない場合はプロに相談しましょう。

 

原因がフローリング下からの場合はリフォーム業者へ

DIYでできるフローリングのきしみ対策はフローリング上からでした。

それで治まらない場合は、フローリングの下から補修する必要がありますのでリフォームとなります。

そこで問題になるのがフローリング材です。リフォームとなれば原因追求のためにもフローリングを剥がすことになり、大抵の場合全面張替えとなります。

剥がしたフローリング材が経年で傷んでいたら全面張替えでも納得できますが、傷んでいないフローリング材であれば誰もが捨てるのを惜しみます。

そこで、今回探求した知識を使って傷んでいないフローリング材を守りましょう。置敷施工のフローリング材なら、接着剤を使わず釘も打たれていないので、取り外しが容易です。

その旨をリフォーム業者に伝え再利用できるものは再利用するように要請しておきましょう。そうすればフローリング下のリフォームだけで済み、フローリング材を守ることも費用を抑えることも可能です。

ただし、クッションフロアの場合は剥がしたものを再利用することが難しいので、ほとんど全面張替えとなります。

 

表面的な理由ならリペア業者でも対応可能

きしみの原因がフローリング下ならリフォーム業者ですが、フローリングそのものにあるのならリペア業者の出番です。

リペア業者なら、DIYで難しい補修でも高度な技術力で修復しきしみを直すことが可能です。

 

リペア業者とは

リペア業者のリペアとは修復という意味です。家庭の中で、修復できないものは電化製品の内部とか車の駆動部など機能面の部分だけです。

リペアできるものを挙げればきりがありませんが、フローリングであれば傷やへこみ、部分張り替えなどで、全面張替え以外はリペアの範疇です。

建材から家具・家電や浴槽などありとあらゆるものを修復します。また、木質製品から樹脂・プラスチック、金属や石類まで素材も幅広いので、家庭での損傷をプロに依頼するなら、まずリペア業者に相談することをお勧めします。

 

リペアの技術

木質フローリングの部屋で、一部のフローリング材が劣化したことが原因できしむのなら部分張り替えで事足ります。リフォーム業者なら全面張替えとなり数倍の費用が必要です。理由は、部分張り替えの技術を持っているリフォーム業者がほとんどいないからです。

左画像のように傷んだフローリングを張替えると張替え部分は周囲と同化しません。リフォーム業者はこれが原因で全面張替えを提案するのです。

リペア業者なら調色を施し周囲と同化させることができて、張替えた部分もわからなくなるまで仕上げます。

最終的に全面再塗装を施し、リペアした箇所も含めて全てのフローリングを再生させることも可能です。

 

業者の役割を理解して適切な補修を!

フローリングのきしみで悩んでいるのでしたら、まずは、リペア業者に相談しましょう。利点は、費用と工期を抑えることができて無駄が少ないことです。リペアで補修できるものはリペア業者に依頼することが望ましいです。

きしみ音が大きくて、少し床が弛むなどの症状でリペア業者かリフォーム業者で迷った場合は、リペア業者から相談しましょう。

リペア業者は、リペアの役割ではないと判断したら、その旨を伝えてくれます。その場合はリフォーム業者の出番となります。

この記事を読んで知識を得た人ならリフォーム業者の言いなりにならずに無駄なリフォームを抑えて、最適なリフォームを進めることができるのではないでしょうか。

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②損害箇所の写真を添付してください

写真の例

写真の撮影をお願いします。 傷1の写真が必須ですが、他に損傷がある場合は傷2・傷3にも写真を添付ください。

1近景

2中景

3遠景

傷:近景

撮影のポイント

傷から20cmくらいの距離(大きさがわかるように近くにコインかメジャーを置いてください)

傷1:近景

傷2:近景

傷3:近景

傷:中景

撮影のポイント

傷から1〜2mくらいの距離

傷1:中景

傷2:中景

傷3:中景

傷:遠景

撮影のポイント

傷から3〜4mくらいの距離

傷1:遠景

傷2:遠景

傷3:遠景

山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役

資格:一級建築士
   公認不動産コンサルティングマスター

一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、
不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。

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