壁クロスの汚れを全て解決!種類別の落とし方とおすすめ洗剤を解説

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壁クロスの汚れを全て解決!種類別の落とし方とおすすめ洗剤を解説

壁クロスは床などと違ってあまり汚れないように思われますが、知らず知らずのうちに汚れは付着しています。

特に凹凸のあるクロスは埃が溜まりやすく、カビの発生の原因にもなります。また場所によっては手垢や油汚れなども付きやすいです。

壁クロスの汚れやシミが目立ってくると、部屋の印象がどうしても暗く汚くなってしまいます。

ここでは、クロスの素材別の掃除方法や、汚れの種類別の落とし方・おすすめの洗剤、また落ちない汚れの隠し方など、壁クロスの汚れを解決する方法の全てを紹介していきます。

 

壁クロスは日常のお手入れが大切!賃貸は特に注意!

壁クロスは生活しているとどうしても汚れが蓄積していきます。例えば埃はその代表的なものです。

最初は目立ちにくいが、放置しておくと壁紙に付着した埃が湿気を吸い取り、カビが発生することがあります。

カビが発生すると汚れが落ちにくくなるばかりか、住む人の健康にも悪影響を及ぼすことになります。

汚れが目立つ前に、日常の定期的な掃除が必要です。

また、賃貸物件の場合は特に注意していただきたいです。

通常の生活の範囲の汚れならば問題はありませんが、タバコのヤニの黄ばみや臭い、またペットの尿のシミ汚れや臭いの付着、カビを発生させてしまった場合などは原状回復義務が発生するため、壁クロスの張り替え費用を借主が負担しなければならなくなります。

退去のときに思わぬ出費にならないように、「たかが壁の汚れ…」と安易に考えないで、こまめに掃除して壁クロスの汚れを防止しましょう。

 

壁クロスの素材別!掃除方法

壁クロスの素材には種類があるため、素材によって掃除方法が異なります。

壁クロスは大きく分けて以下の3種類があり、それぞれの普段の掃除や定期的な掃除方法、汚れが付着したときの落とし方を解説します。

 

ビニールクロス

ほとんどの一般住宅で採用されているのがビニールクロスです。また、最も掃除がしやすいクロスでもあります。

普段の掃除は床掃除の前にはたきを使って埃を取り除きます。

はたきが無い場合は、不要になったストッキングでも代用でき、棒などにストッキングを巻き付けて軽く壁クロスを撫でるようにすると、静電気が埃を吸収するためきれいに埃を取り除くことができます。

定期的な掃除は、ブラシタイプのノズルに付け替えた掃除機をあてて埃を吸い取ります。

飲料や調味料などの汚れは、すぐに硬く絞った雑巾やスポンジを使用して汚れを拭き取り、

落ちにくい場合は、台所用中性洗剤を使用してもよいでしょう。

中性洗剤を使用した場合は、洗剤成分が残っていると変色の原因になるため、きれいな水で絞った布でしっかり拭き取るようにします。

※強い洗剤・シンナーなどの有機溶剤は、クロスの表面が破損したり変色を起こしたりすることがあるため使用できません。

 

紙クロス

輸入品などに多い紙製のクロスは、ビニールクロスに比べ傷や擦れに弱く、水分を吸収する性質があるため、一度汚れを吸い込んでしまうと取れにくくなります。

普段の掃除はビニールクロスと同様に表面の埃をはたきで取り除き、

定期的な掃除はブラシノズルを付けた掃除機をクロスにあてて埃を吸い取るようにしましょう。

飲料や調味料が付着した場合はすぐに乾いた布やティッシュペーパーで汚れを吸い取るが、擦ると破れることがあるため、表面を軽くたたいて拭き取るようにします。

水分が付いたまま放置するとシミになり、取るのが困難になるためすぐに取り除くようにしましょう。

手垢や小さな汚れは消しゴムで軽く擦ると取れることがありますが、強く擦ると破れや表面の凹凸が潰れることがあるために注意が必要です。

 

繊維クロス

繊維クロスも紙クロスと同じく、水分を吸収する性質があり、手垢や汚れが付くと取れにくいです。

普段の掃除、定期的な掃除は、他のクロスと同様にはたきや掃除機を使って埃を取り除きます。

飲料や調味料が付着した場合は、きれいな水に浸して硬く絞った布で、表面の汚れた部分を軽く叩きながら汚れを拭き取ると良いです。

あまり強く擦るとクロスの表面が傷むため注意しましょう。特にジョイント(クロスの継ぎ目)部分は繊維がほつれやすいです。

 

汚れの種類によって落とし方は異なる!

ここでは一般的なビニールクロスに付いた汚れの種類別に、使用する洗剤や汚れ落としをする際の注意点などを紹介します。

 

タバコのヤニの黄ばみ

タバコのヤニで黄色く変色してしまったクロスは、重曹水で拭くと効果的です。

重曹は粉タイプのものを水に溶かして(水100mlに重曹小さじ1)も簡単につくれるが、市販されている重曹水(重曹をアルカリ電解水で溶かしたスプレータイプのもの)を使用すると手間がかかりません。

また、「セスキの激落ちくん」という商品があるが、原料はセスキ炭酸ソーダ―なので、重曹(重炭酸ソーダ)と同じく、タバコのヤニ汚れ(タールの油脂)に有効です。

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※セスキ炭酸ソーダ―とは、炭酸ナトリウムと重曹の複塩であり、両者の中間的な特徴を持っています。重曹よりもアルカリ性が強く水に溶けやすいものです。

重曹と同じく無機物なので環境に優しく、洗浄力があっても手荒れの心配がないため、近年人気のクリーニング剤です。

 

黒ずみ(埃の蓄積)

付いたばかりの埃ははたきや掃除機などで簡単に除去できますが、放置しておくと湿気や油分を吸い込み粘性の汚れへと変わります。

 このような汚れには、住居用洗剤を使用して拭き取るのが効果的です。直接スプレーすると、シミの原因になるため、布などにスプレーして拭き取るようにしましょう。

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※住居用洗剤の成分は、石鹸や洗剤の主成分と同じ界面活性剤。界面活性剤の働き(湿潤・浸透作用や乳化作用)によって油性の汚れも落ちやすくなります。

 

カビ

家具の裏などのクロスにいつの間にか発生していることがあるカビ。もし気づいたらすぐに除去しておきましょう。カビは繁殖力が強いため放置していたら汚いだけでなく健康被害が発生します。

カビは酢や消毒用アルコール(70%以上の加水タイプ)などで除去することができます。

布に酢やアルコールを浸み込ませて拭き取りますが、アルコールを使用する際は、カビが取れる前に揮発することがあるため、除去できるまで数回繰り返して拭き取るとよいです。

また、風呂場や台所用のカビ取り剤は強力すぎてクロスに付いている色を脱色させてしまうことがあるためおすすめできませんが、壁クロスにも使用できるタイプのカビ取り剤が市販されています。

酢やアルコールで十分にカビが除去できなかった場合は使用してみましょう。

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※カビ取り剤の主成分は塩素系漂白剤としてよく知られる次亜塩素酸塩。パワフルな漂白力とともに殺菌作用も優れています。クロスが色付きの場合は漂白する作用が強いため、数倍に希釈して、また最初は目立たない箇所で試してから使用することをおすすめします。

もしも、クロス下のボードにまでカビが繁殖している場合には、市販のカビ除去剤では対処しきれない為、カビ除去や予防を専門にしている業者に除去依頼することもご検討ください。下記は、人体や建材にも安全な方法でカビを対処してくれます。

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ペットやトイレの壁の尿シミ

ペットが引っ掛けた尿シミ、トイレの壁クロスに飛び散った尿シミなどは、水で薄めたキッチンハイターを布や雑巾に浸して軽く絞り、シミ部分を濡らすようにハイター液を付けて拭き取り、仕上げに水拭きをして洗剤分を拭き取ります。

ハイターを使用する際は必ずゴム手袋をして換気することを忘れないようにしましょう。

※キッチンハイターの主成分は、水道水やプールの殺菌にも微量に使用される次亜塩素酸ナトリウム。酸化作用・漂白作用・殺菌作用があります。

 

クレヨンやマジック・ボールペンなどの落書き

子供には大きなキャンバスに見える白い壁。のびのびと書かせてやりたい気もするが、やはり落書きは困る。賃貸住宅ならなおさらです。

クレヨンやマジックの落書きはメラミンスポンジで軽く擦ると取れることが多いです(クロス表面が傷付く恐れもあるため使用には注意が必要)。

凹凸のあるクロスは、クリームクレンザーや歯磨き剤などを少量付けてブラシなどで擦るとよいです。後はきれいに拭き取って水拭きしておきましょう。

ボールペンの落書きは除光液をティッシュペーパーやコットンに含ませ、しばらく張り付けてから、擦って汚れを落とすようにします。

落書きの中でも、特にボールペンで描いたものは時間が経つと落としにくくなるため、すぐに消すようにしましょう。

 

油の飛び散り汚れ

キッチン周辺の油の飛び散り汚れには、台所用中性洗剤をスポンジや布に着けて拭き取ります。

付いてすぐの油汚れなら比較的取りやすいですが、凹凸のあるクロスの中に滲み込んだ油汚れはかなり頑固です。

そんな頑固な油汚れには、ウタマロクリーナーを使って拭き取ってみましょう。汚れ部分にウタマロクリーナーをスプレーし布で拭き取りますが、酷い汚れの場合はスプレーして5分程度時間を置いてから拭き取るときれいに汚れが落ちます。

後は洗剤分が残らないように、きれいに拭き取るようにしましょう。

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落ちにくい落書きや汚れは隠す方法もある!

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壁クロスの落ちない落書きや汚れは、無理にゴシゴシ擦ってしまうとクロスの凹凸まで削られてしまったり、傷んだりすることがあるため、落書きや汚れを隠す方法を試してみましょう。

 

クロスタッチで部分汚れを隠す

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「クロスタッチ」とは、汚れや落書きを落とすのではなく汚れの上から塗って隠す商品です。

中身は水性アクリル樹脂塗料が入っています。

カラーはホワイト・オフホワイト・アイボリー・ベージュ・ライトグレーがあり、クロスタッチ同士で調色することも可能です。

使用方法は簡単で、攪拌球が入っている容器を振ってカラカラと音が出るように攪拌させ、キャップに付いているハケで、汚れや落書き部分に均一に塗るだけです。

汚れが消えにくい場合は乾燥させてから、上塗りしてみましょう。

 

ウォールステッカーを貼る

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お部屋のアクセントとしてもおしゃれなウォールステッカーを利用すると、汚れた壁も見違えるほど素敵な空間に生まれ変わります。

ウォールステッカーは、大変多くの種類があるため、部屋の雰囲気や好みに合わせて自由に選べることも嬉しいアイテムです。

花や木・動物だけでなく、窓から見える風景などアート性の高いさまざまな商品がラインナップされています。

 

落書きシートを貼る

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落とせなかった子供部屋の汚れや落書きは、既に汚れてしまった壁を隠すためにもこれから描く落書きのためにも、「貼って剥がせるホワイトボード」を貼るという方法があります。

壁紙の上に直接貼って剥がせるホワイトボードなら、賃貸住宅でも退去の際には簡単に剥がせて跡も残らないため便利です。

「ホワイトボードになら、自由に好きな物を描いてもいいよ」といわれるときっと子供も大喜びするに違いありません。

 

剥がせる壁紙でアクセントウォールに!

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キッチン周りなどの落ちにくい油汚れの付着した壁には、既存のクロスの上から貼ることができ、剥がすこともできる壁紙を利用して、おしゃれなアクセントウォールにしてみましょう。

簡単に貼れるだけでなく、剥がすのも簡単なので賃貸住宅でも安心して利用できます。

壁の汚れ隠し+イメージチェンジの一石二鳥の効果があります。壁に限らず冷蔵庫・シンク・テーブル・椅子などの家電や家具にも貼ることができるため、個性的なインテリアのイメージチェンジが可能です。

 

塗料を塗る

先ほど紹介した「クロスタッチ」は部分的な汚れ対策ですが、全体的な壁クロスの黒ずみや変色、部屋全体に広がっているタバコのヤニ汚れなどの場合は、クロスの上から家庭用塗料を塗る方法もあります。

以下の商品は、アサヒペンが最近リニューアルした水性インテリアカラーで、ビニールクロスに適した塗料です(オレフィン系や布系のクロスには使用できません)。

塗料の分類では、水性アクリルエマルジョン樹脂塗料になり、

シックハウスの原因であるホルムアルデヒドを吸着・除去し、防カビ効果もあります。

また塗料にありがちなツンとした揮発性の臭いのない、無臭タイプ塗料なので安心して使用できて、さらに、塗り重ねる必要がなく1回塗りできれいに仕上げることができます。

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※オレフィン系クロスとは

一般的なビニールクロスは塩化ビニル樹脂が主成分となっていますが、オレフィン系クロスとは、プラスチックが主成分になっているクロス、または表面の化粧層が20g/㎡以上がプラスチックを使用しているクロスのことです(オレフィン=ポリオレフィン=プラスチック樹脂の一種)。

近年登場した新しいクロスで、一般的なビニールクロスは燃やすことができないため、張替えの際に剥がした古いクロスは産業廃棄物になりますが、オレフィンクロスは燃やすことができるため、環境に優しいクロスといわれ注目されています。

 

取れない汚れは専門業者に相談してみる!

「現在の住居に住み始めてから、一度も壁など掃除したことがない」という人も少なくないかと思います。

そんな人も、一度家中の壁クロスをじっくり確認してみましょう。

黒ずみや汚れ・シミ以外にも、クロスに物が擦れたり当たったりした傷や破れはありませんか?

また、ジョイントが目立っていたり部分的に膨れたりめくれたりしている部分が、あるかもしれません。

全てを自分できれいにすることはとても大変なことです。

そんな場合は、それぞれの専門業者に依頼するという選択肢があります。

壁クロスにも耐用年数があり、住み方によっても異なりますが6年~10年程度といわれています。

10年程度経過している壁クロスなら張り替えリフォームを検討してみる時期です。

この場合は、リフォーム業者へ依頼することになります。

張り替えリフォームは、古いクロスを全て剥がして新しいクロスを張り替えるため、6畳程度の部屋でも6万円~8万円程度(クロスのグレードによって変わる)かかってしまいます。

まだそんなに年数も経過していないため、汚れだけをきれいにしたいという場合は、ハウスクリーニング業者に依頼することになります。

壁クロスクリーニングの費用相場は5,000円~10,000円/10㎡(業者によって異なる)です。

しかし、クリーニングの場合は全ての汚れがすっかり新品のようにきれいになるとは限りません。タバコのヤニなどの古い汚れは落ちないことも多く、また擦り傷や破れなどには対応できません。

汚れと同時に傷などもきれいにしたい場合にはリペア業者をおすすめします。

リペア業者とは、修理・修復のプロのことです。

クロスの素材を見極め、汚れや傷の程度によって最適な修復を行ってもらえます。

クロスのリペア費用の相場は、汚れや傷の程度・業者によって違いはありますが、2時間程度の作業なら15,000円~。

見積もりは無料なので、気軽に相談してみましょう。

 

まとめ

壁クロスの汚れは種類別に落とし方や洗剤などが異なることはおわかりいただけたと思いますが、古い汚れの場合は見分けるのが難しい場合があります。

そんなときには、部屋の用途や位置によって汚れが違うということも知っておきましょう。

玄関や廊下の壁はほとんどが埃や手垢の汚れです。北側の部屋や湿気の多い部屋、水回りはカビによる汚れが多くなっています。

LDKは油汚れや飲料・調味料などの汚れに加え埃や手垢といったあらゆる汚れが付きやすいスペースな為、最も頻繁なクロスの掃除が必要です。

壁クロスの汚れは蓄積しないうちに定期的な掃除が最も大切ですが、もしも落ちない汚れや傷が気になる場合はリペア業者などのプロに相談することをおすすめします。

 

 

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