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ソファのヘタリはウレタンが原因?補修にかかる費用相場も解説

  1. ソファ
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買いたてのソファはとてもふわふわで気持ちがよく、家族みんなでくつろぐことができる便利グッズです。

しかし長年使用を続けていると、「ソファがへたってきたな……」と感じる方も多いのではないでしょうか。

へたってしまっているソファを使用し続けると使い心地がよくないだけでなく、体が痛くなってしまったりして姿勢が悪くなるなどのトラブルも起きてしまう可能性があります。

そこで今回はソファがへたりを起こしてしまう原因や、ソファのへたりを治す方法について詳しく解説します。

ソファのへたりでお悩みの方、これからソファの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

 

ソファのへたりの原因は?

ソファのへたりの原因は?

ソファがヘタリを起こしてしまう主な原因は全部で3つあります。

それぞれが引き起こすソファのへたりの原因について詳しく見てみましょう。

 

中材が潰されてしまっている

ソファのなかには、中綿やウレタンなどの素材がたくさん詰まっています。

しかし日常的にソファを使用して座ったり、寝転がったり…といった動作を繰り返していると、 体重の負荷によって中材が潰れてしまいます。

中材が潰れてしまうことにより 、硬くなりこわばってへたりの原因を引き起こしてしまいます。

ソファに座る時、毎回同じ部分に座っている人は注意が必要です。

 

表地が傷んでいる

ソファの表地はへたりや痛み具合がわかりやすく、ファブリック生地のソファであれば座る部分を中心に切れてしまったり毛玉ができてしまったりなど様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

へたりの原因は一見すると内部のダメージのように思われがちですが、 実際には表地が痛むことで、ソファのへたりに影響を及ぼしていることもあるのです。

 

バネやコイルが劣化している

ソファの独特のふかふかとした座り心地は、その内部に備わっているバネやコイルが活躍しているからです。

しかしこちらのバネやコイルも使用を続けることにより劣化が進んでしまいます。

バネやコイルの弾力により体重を支えてくれるのでとても座り心地が良いのですが、ソファの座り心地は悪くなってきたなと感じたら、それは経年劣化が進んでいるサインかもしれません。

 

ウレタン素材の加水分解

「加水分解」という言葉を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。

この加水分解は化学反応を表す言葉の一つなのですが、ソファのへたりにはこれが大きく関係しています。

加水分解はソファの素材が水分を含むことにより、レザーなどの表面素材が縮んでしまったり傷んでしまうことを表しています。

実際に水をこぼしたり、水分に触れることがなくても空気中に含まれている水分のみで加水分解は進んでしまうため、完全に劣化を抑制することはなかなか難しいのが現状です。

 

ソファのクッション材に使われている2種類のウレタン

ソファのクッション材に使われている2種類のウレタン

先ほどから出ているウレタンという素材なのですが、ソファのクッション材には2種類のウレタン素材が使用されています。

下記ではソファのクッション材に使用される「ウレタンスポンジ」や「チップウレタン」について詳しくご説明します。

 

ウレタンスポンジ

ウレタンスポンジは私たちの身の回りの様々な場所で活躍している素材です。

一番イメージが湧きやすいのは、食器用の手洗いスポンジではないでしょうか。ウレタンスポンジはそのもの単体でも使用することができますし、ソファの内部や車のシートなどのクッション材としても幅広く活躍しています。

また梱包用の緩衝材などもウレタンスポンジによって作られている場合があります。ウレタンスポンジをよく見てみると、連続気泡が並んでいて発泡品であることがわかるかと思いますが、その中でも柔らかめのものや硬めのものなど種類は様々です。

ソファにはウレタンスポンジの中でも硬めの種類のものが採用されることが多く、「半硬質ウレタンフォーム」と呼ばれています。

ちなみに柔らかいものは「軟質ウレタンフォーム」でこちらはクッションやスポンジなどに多く採用されています。固いものは「硬質ウレタンフォーム」と呼ばれており、住宅の断熱材などでも使用されることが多いのが特徴です。

 

チップウレタン

チップウレタンはウレタンの端材を粉砕して再生された製品のことをいいます。

ウレタンのリサイクルのようなイメージを持っていただけると分かりやすいでしょう。ソファやクッションなどの中身に使用しているクッション材で、マーブル模様の固いスポンジ素材を見かけたことはないでしょうか?これがチップウレタンです。

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チップウレタンはソファの中身のクッション材としてはもちろん、サンドバッグの中身や壁の緩衝材、ボートや航空機などの内装材としても活躍しています。

生成される工程で圧縮されているため、通常のウレタンよりも強度が高くへたりなどが起きにくい素材としても名前が知られています。

チップウレタンは様々なウレタン材から作られているため、ウレタンスポンジと比較すると硬さが一定ではなく、また模様もひとつひとつ異なることが特徴です。

チップウレタンにはそれぞれ硬度が表記されており、数字が低ければ低いほど柔らかく高ければ高いほど硬くなっています。

どの素材をどれぐらいの割合で使用しているかにより、ソファの質感や座り心地が変わりますので、それぞれ硬度を参考にソファ選びやウレタン選びを行うことをお勧めします。

 

ソファのウレタン修理をする方法

ソファのウレタン修理をする方法

ソファのへたりを修理するということは、中身を全て入れ替えるといったイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

しかしウレタンは、交換はもちろん補強を行うことも可能です。またウレタンの交換や補強についてはDIYを行うことも可能ですが、プロに交換や補強を依頼することもできます。下記ではウレタンの交換や補強について詳しく解説します。

 

ウレタンの交換

ウレタンの交換ではその名の通り、ソファの内部のウレタンを交換する作業を行います。DIYでウレタンの交換を行う際は、素材選びがとても重要です。

まずはウレタンのメーカーからサンプルのウレタンを取り寄せ、なるべく元々の弾力性と近いものを選ぶようにするのがおすすめです。

またこれまでのソファがふかふかすぎると感じている方は、あえて以前よりも硬い素材のウレタンを選ぶことでこれまでとは違った質感を感じることもできます。

ウレタン交換の手順は以下の通りです。

・古いウレタン素材をソファから取り出す

・新しく用意したウレタン素材をソファの内部に入れる大きさにカットする

・カットしたウレタンを好みの厚さになるように量を調節しながら入れる

・ソファ全体の形を整えて歪みやヘタリがないことを確認する

・完成

ソファの内部がスプリング式の場合でも、ウレタン素材に変更することが可能です。ウレタンの素材選びに悩んでいる方は、ウレタンのサンプルをお取り寄せするメーカーに直接希望を伝えて相談してみましょう。

DIYを行った後に満足のいく質感に仕上げるためには、できるだけ細かく詳細を伝えておくと良いでしょう。

 

ウレタンの補強

ウレタンの補強という方法では、中身を丸ごと全て交換するというわけではなくヘタレが起きている部分にウレタンを追加したりや、内部で外れてしまっているウレタンがあればその部分にウレタンを追加するなど、全体的な交換ではなくあくまでも補強という名目で作業を行います。

補強を行う際の状態や、ウレタンのどの部分を補強するのかによって手順は異なるため、お使いのソファの状態や、用意したウレタン素材の柔らかさに応じてご自身の希望に沿った硬さになるように調節を行ってください。

ウレタンが全体的に劣化していてヘタリが起きている場合は、ウレタン素材を丸ごと交換する方法をお勧めしていますが、修理にかかる費用を抑えたい方や部分的なへたりが気になっている方は、ウレタンの補強を行うことをお勧めします。

こちらでも材料選びは同じく、ウレタンのサンプル素材を取り寄せて、補強する部分に適した硬さのものを選ぶようにしましょう。

補強や交換、どちらの方法でソファのへたりを直すべきかお悩みの方は、ソファのメーカーもしくはウレタンを販売されているメーカーの方に相談してみると丁寧に回答していただけることもあります。

 

ソファのへたりやウレタン修理にかかる費用相場

ソファのへたりやウレタン修理にかかる費用相場

ソファのへたりが起きていてウレタンを修理する際には、自分でDIYを行う方法とプロの業者に依頼する方法の二通りがあります。

自分でDIYを行う方法では、材料費や道具費用のみがかかります。使用するウレタンの費用はソファの大きさや選択するウレタンの種類によって異なりますがおよそ1万円から2万円が費用相場です。

これに対し、修理業者への依頼を行った場合は材料費の他に出張費用や諸経費、人件費などがかかります。ソファのへたり・ウレタン修理を専門業者に依頼した場合にかかる費用は3万円から6万円が費用相場です。

ご自身でDIYを行うことで生じるメリットは、自分でウレタンの素材を選ぶことができるため好みの質感に仕上げることができるという点です。

対してデメリットは、失敗のリスクがあるという点と作業に時間を費やすという点にあります。

業者に依頼を行うことで生じるメリットは、綺麗で早く仕上げることができるという点にあります。しかしDIYで作業を行うよりも費用が高くついてしまうため、あまり修理にお金をかけたくないと感じている方は自分で修理を行う方がおすすめです。

それぞれのメリットやデメリット、また費用相場などを十分に考慮し、ご自身の希望に沿った適切な方法でソファのへたり・ウレタン修理を行いましょう。

 

ソファのヘタリやウレタン修理なら定額リペアがおすすめ

ソファのヘタリは経年劣化やちょっとした劣化で発生してしまいますし、なかなか個人では補修が難しい部分です。せっかくきれいに保ちたくても、いちいち高い金額で業者に依頼していたらきりがありません。

そこで、リペアの中でも、定額リペアであれば、ソファのへたりやウレタン劣化なども気になるところをまとめて補修できます。

料金は定額制で時間によって決まっているため、安心して複数個所の補修を任せられます。よりきれいな壁紙や空間を保ちたい際にはぜひご活用ください。

 

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②損害箇所の写真を添付してください

写真の例

写真の撮影をお願いします。 傷1の写真が必須ですが、他に損傷がある場合は傷2・傷3にも写真を添付ください。

1近景

2中景

3遠景

傷:近景

撮影のポイント

傷から20cmくらいの距離(大きさがわかるように近くにコインかメジャーを置いてください)

傷1:近景

傷2:近景

傷3:近景

傷:中景

撮影のポイント

傷から1〜2mくらいの距離

傷1:中景

傷2:中景

傷3:中景

傷:遠景

撮影のポイント

傷から3〜4mくらいの距離

傷1:遠景

傷2:遠景

傷3:遠景

山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役

資格:一級建築士
   公認不動産コンサルティングマスター

一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、
不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。

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