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怪我する前に知っておきたい!浴室タイルの補修方法

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長年使っているといつの間にかひび割れや、剥がれが生じてしまう浴室のタイル。あまり人目につく場所ではないため放置をされる方も多いが、一度ひび割れると湿度や汚れ、カビなどが蓄積し周辺のタイルまで影響が起こることがある。

また、入浴などによって皮膚が柔らかくなる浴室では、剥がれたタイルで足を切ってしまったり、最悪の場合、落下してきたタイルによって怪我をしてしまう可能性もあるため、適切に補修をすることが必要となる。

今回は、怪我をする前に知っておきたい、浴室タイルの補修方法について紹介する。

 

浴室タイルの構造

まず、基本的な情報として浴室タイルの構造について紹介する。

一口に浴室の壁と言ってもいくつかの構造があるが、基本的には

と言った構造になっていることが多い。

ちなみにタイルはモルタルの上に水で伸ばしたセメントや、専用の接着剤などを用いて貼り付けられている構造になっている。

多くの場合、表面的にダメージのあるタイルは、下地まで劣化してしまっている場合があるため、タイルの補修の際には必ず下地の状態も確認することが必要だ。

 

タイルを貼り付ける手順

続いて、一般的なタイル補修の手順について解説するが、最初に理解していただきたいことがある。

それは、タイルの補修は破損した部分だけを補修することが難しいという点だ。

理由としては、タイルには目地があるため、狭いスペースで作業を行うとタイルを貼り付けた時に面が合わなくなってしまうからだ。

したがって、補修を行う壁の一面もしくは浴室タイル全面の張り替えを前提に検討した方が良いだろう。

一般的なタイル補修の手順は

  1. タイルを剥がす
  2. 下地のセメント、目地を削り取る
  3. 接着用のセメントを塗る
  4. 新しいタイルを貼り付ける

という手順となる。

剥がす範囲を決める方法としては、ドライバーや硬い棒などでタイルを叩くことによって判別することができる。正常なタイルの場合、棒などで叩くと「コツコツ」と反響音がしない固い音がする。しかし、浮きが発生しているタイルは「コンコン」と反響音が混じって聞こえる。

音による判別は特別難しいものではなく、いくつか叩き、音の違いを確認すると大抵の方はわかるだろう。この方法を利用して、剥がれかけているタイルに関しては基本的には全て剥がして補修を行わなければならないだろう。

また、このように部分的な方法もあるが、タイルを剥がさず上からモルタルで下地を作り、底上げをする形でタイルを貼る場合もある。このような方法は非常に大掛かりなものとなるため、DIYレベルではあまりおすすめできない。

 

一枚剥がれがあれば、全面剥がれ落ちるリスクも!

ここまで、タイルの張り替え方について紹介した。

しかし、DIYでこの方法を検討している方は、前述の下地の劣化という点に注意していただきたい。単純な話だが、タイルが割れる、ヒビが入るというのはなんらかの原因がある。

その理由は様々でモルタル部分の腐食やカビなどもあるだろう。また、建物または浴室自体にわずかな傾きが出ているケースもある。

つまり、一枚タイルが剥がれ落たりヒビが入るという時点で、同じ浴室に貼られているタイル全てがいつ剥がれおちてもおかしくない状態と言えるのだ。

現実的に全てのタイルが一斉に剥がれ落ちることは考えにくいが、衣類を身につけていない状態で利用する浴室なので安全を最優先して全体的な補修方法を検討することが必要ではないだろうか。

 

タイル面の補修は選択肢が広い?

近年、新築住宅を建てる際に浴槽にタイルを使うということは少なくなってきた。

各メーカーが手軽で高機能な建材をリリースしており、防カビ、防水的などはもちろん、足触りの良いクッションタイプのタイルや、おしゃれなデザインのパネルタイプのものまでその選択肢は様々である。

また、長年使った浴室を補修ではなくリフォームするというのも住宅のリフレッシュにもなり是非検討していただきたい補修方法である。

現在、浴室のリフォームとして行われている方法としては

が一般的だ。

それぞれの特徴について簡単に紹介する。

タイルの張り替え

タイルはご存知の通り昔から浴室などの水周りに使われる素材である。

最近のタイルは、タイル自体も優れたデザインがあるだけではなく、様々なデザインのタイルを組み合わせることによって個性的な浴室を作ることができる。

また、予算に合わせて素材を選べば、安価に済ませることも、ある程度凝ったものにすることもできるため、汎用性の高い補修方法と言える。

 ヒノキなどの木材に張り替え

高級風呂といえば、ヒノキ風呂を想像される方も多いのではないだろうか。浴室の壁も木材によってリフォームすることが可能だ。

浴室のように湿度の高い場所に木材を使うということに不安を感じる方もいると思うが、浴室用の木材は防カビ、耐水処理が施されているので、基本的には他の補修方法と同等に扱うことができる。

ただし、日々のメンテナンスが重要で、他の方法と比較すると高額になるというデメリットがある。

塗装

価格にこだわりたいという方は塗装という選択肢もある。具体的には現状のタイルの上にモルタルを塗り、面を整えてから塗装するパターンと、タイルを一度剥がし下地を改めて作ってから塗装する方法の2通りがある。

前者の方法であれば、廃材の処理費用なども削ることができ、タイルを剥がしてから塗装する場合でも他の方法に比べると圧倒的に低価格で補修をすることが可能である。

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浴室壁用シート

あまり知られていないが、浴室の壁にもシートタイプの素材がある。シートには様々なデザインがあり、大理石調、木目調、デザインが施されたものなど選択肢の幅は非常に広い。

また、もともとがどのような壁であっても下地の処理次第で施工することが可能なため、最近では主流のリフォーム方法となっている。

DIYによる施工も可能だが、シート裏にカビが発生したり、水が侵入し剥がれなどを起こしてしまう可能性が高いため、専門的な知識を持っていない方はできる限り専門業者に依頼することをおすすめしたい。

パネル

最後はパネルを使った補修方法である。ちょうどユニットバスのような壁を思い浮かべていただければわかりやすいと思うが、壁のサイズに合わせてカットしたパネルを貼り付け、コーキングなどをして施工する方法だ。

これまでの方法の中で面が均一であることから表面的なトラブルは起こりにくく、手入れも簡単というメリットがある。

また、DIYによる施工も可能ではあるが、先ほどのシート同様、裏面のトラブルが発生しやすいためこちらも専門業者に依頼することが好ましいだろう。

浴槽のタイルのリフォームはご紹介した通り、様々な選択肢がある。タイルを補修するというのも1つの手ではあるが、このように様々な選択肢を十分に検討することが、満足度の高い補修をする為には重要ではないだろうか。

 

タイル補修の費用目安

参考までに先ほど紹介した選択肢のそれぞれの費用について紹介したいと思う。紹介する条件としては、一般的に用いられることの多い1.5坪程度の浴槽で、壁のみを補修した場合の参考値である。

タイルの張り替え

まずは、タイルの張り替えについてだが10万円〜15万円程度が相場だろう。前述の通り、タイルの素材によっても値段が変わる為、この金額よりも多少増減はある。

ヒノキなどの木材に張り替え

続いて、木製素材にリフォームする際にかかる費用だが、今回紹介した選択肢の中では最も高く50万円〜60万円程度はかかってくる。

また、木材によるリフォーム自体がそこまで一般的ではなく、専門的な知識や素材を仕入れるルートなどが必要な為、どのような工務店でも対応できるというわけではないという点も頭に入れて業者選びをすることが必要だ。

塗装

最も金額が安い塗装によるリフォームは8万円〜12万円程度が相場と言える。塗装といっても単に塗料だけ用意すれば良いというわけではない。下地作りなどに使用するモルタル、場合によっては耐水シートなども含まれる為この金額となっている。

浴室壁用シート

壁用シートでのリフォームは12万円〜20万円というところだろう。タイルと同様、単に防水処理を施した壁シートもあれば、防カビ、防滴、保温機能など様々な機能性シートがある為、どのようなシートを選ぶかによって値段は変わる。

パネル

最後はパネルによるリフォームについてだ。パネル以外の素材では似たり寄ったりな金額が多いが、パネルの場合、若干高めの15万円〜20数万円というところが多い。

ちなみにこの価格には下地処理などの費用は含まれているが、廃材処理費用などは含んでいない為、廃材の量によってプラス2万円程度は見ておいた方が良いだろう。

一覧を見ていただければお判りいただけると思うが業者に依頼する場合、10万円から20万円前後が相場となる。もちろん、浴室の広さや、状態などによっても多少変わる部分はあるが、1日の疲れを癒す浴室という点を考慮すると決して高いというわけではない。

 

業者を選ぶ際の注意点

業者に依頼する場合、水周りという少し特殊な部分の依頼になる為、どこでも良いというわけにはいかない。

最近では、格安を売りに営業をしているリフォーム会社も多いが、湿度や、水によって劣化が起こりやすい浴室は、施工前の下処理や、最適の素材選びというのが重要になる。

したがって、専門の業者を探す必要はないが、浴室の施工実績が豊富で、幅広い提案をしてくれる業者を探すことが重要である。

 

浴室タイルの補修は、安全確実な補修方法を選ぼう!

今回は浴室タイルの補修方法について紹介をした。DIYによる補修をする際、面積が広い部分となるとある程度の作業時間と労力がかかることもある。

DIYによる補修で一番問題となるのが、作業期間が長引くことによって浴室を使えない期間が発生してしまうことだ。

業者に依頼する場合、数日程度、もしくは、1日程度の期間で浴室を使うことができるようになるが、DIYの場合、場合によっては1週間以上も使えないということも発生する。

また、下地の処理が重要な浴室タイルの補修において、不適切な処理を行うと、数ヶ月、早い場合では、数日でダメになってしまうこともある為、できれば業者を利用して補修を行うことをおすすめしたい。

今回の記事を参考にしていただき、生活に欠かせない浴室のトラブルを早期に解決していただければ幸いである。

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②損害箇所の写真を添付してください

写真の例

写真の撮影をお願いします。 傷1の写真が必須ですが、他に損傷がある場合は傷2・傷3にも写真を添付ください。

1近景

2中景

3遠景

傷:近景

撮影のポイント

傷から20cmくらいの距離(大きさがわかるように近くにコインかメジャーを置いてください)

傷1:近景

傷2:近景

傷3:近景

傷:中景

撮影のポイント

傷から1〜2mくらいの距離

傷1:中景

傷2:中景

傷3:中景

傷:遠景

撮影のポイント

傷から3〜4mくらいの距離

傷1:遠景

傷2:遠景

傷3:遠景

山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役

資格:一級建築士
   公認不動産コンサルティングマスター

一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、
不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。

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