天井クロスの剥がれ・浮き・ひび割れの原因と補修方法を解説!

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天井に貼られたクロスも経年によってクロスの継ぎ目が目立つようになったり、剥がれや浮きが発生したりします。

また、経年劣化に限らず新しい住宅でも、さまざまな原因によりクロスの剥がれや浮きが発生することもあります。

普段はあまりチェックすることの少ない天井クロスですが、ご自宅の天井クロスの状態を一度確認してみましょう。

ここでは天井クロスの剥がれや浮き・ひび割れの原因と補修方法を解説します。

 

天井クロスの剥がれや浮きは拡大する!

天井クロスの剥がれや浮きを発見した場合は、なるべく早く補修することをおすすめします。最初は部分的な剥がれや浮きでも放置していると拡大してしまいます。

補修の際は、剥がれや浮きの原因によって適切な処理を行った上で補修する必要があります。

原因がクロスの劣化や通常の湿気だけのものなら、自分で補修することも可能です。

しかしながら、浮きや剥がれの原因がカビの場合は、放置すると天井全体にカビが広がり健康被害につながります。

カビが酷い場合は自分での除去は難しく、専門業者に依頼することも必要になるでしょう。

また、雨漏りが原因の場合は、建物の構造体を腐らせてしまう可能性もあります。

この場合も、雨の侵入箇所を突き止め、雨漏り自体を止めることが先決になるためやはり専門業者に依頼しなければなりません。

天井のクロスの剥がれや浮きの補修は、原因に応じた適切な補修を行うことが大切です。

 

天井クロスの剥がれや浮き・ひび割れの原因は?

天井クロスの剥がれや浮き・ひび割れなどの発生は、さまざまな原因があります。

主な原因を以下に解説します。

 

剥がれや浮きが発生する原因

・湿気

クロスは湿気が多いと伸び、乾燥すると縮みます。収縮を繰り返すことにより、クロスの接着力が弱まり剥がれや浮きが発生します。

・カビ

水回りの天井など、常に湿気の多いスペースでは天井下地とクロスの間にカビが発生することがあります。カビはクロスの接着剤をも栄養源として繁殖するため、当然ながら接着剤の接着力が低下して剥がれや浮きが進行していきます。

・施工不良

クロスを貼り付けるとき、クロスにのりが均一にしっかり付いていないと剥がれや浮きが発生することがあります。

・クロスの劣化

クロスは経年によって劣化します(壁紙の寿命は10年程度といわれています)。住宅で一般的に採用されているビニールクロスは、主成分のポリ塩化ビニルに柔軟性を持たせるための可塑剤が配合されています。

可塑剤は経年により徐々に抜けていくため、クロスが硬化し伸縮性が失われていきます。下地の微妙な動きに追従できなくなり、剥がれや浮きが発生します。

 

ひび割れが発生する原因

・建物の動きにより下地ボードが動く

木造住宅を構成している構造材は木材が使われているため、湿気や乾燥によって多少の動きがあります。構造体に動きがあると天井下地に貼られている合板や石膏ボードも動くので表面のクロスに亀裂やひび割れが入ることがあります。

・下地のパテの劣化

住宅の天井下地は石膏ボードや合板を貼り、隙間をパテ処理しているのが一般的ですが、このパテは経年劣化により割れたり剥がれたりすることがあります。

パテが剥がれた部分がずれを起こすと表面のクロスに亀裂やひび割れが発生します。

・天井クロスの経年劣化

クロスの表面にヘアークラックと呼ばれる髪の毛のような細いひび割れが発生することがありますが、ヘアークラックのほとんどは経年によるクロスの劣化が原因です。

 

天井クロスのDIYでの補修方法

天井クロスの剥がれや浮きなど表面的なものなら補修キットを使用してDIYで補修することができます。

DIY補修する際に便利な補修キットの紹介や補修の手順などを解説します。

 

部分的な剥がれやめくれはクロス専用のりで補修

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部分的な天井クロスの剥がれには、補修セットの使用をおすすめします。

クロス専用のりの他、ハケや押さえのローラーも付属されているのでとても便利です。

以下は補修の手順になります。

①接着するクロス面の古いのりや埃や汚れなどを濡らした布などできれに拭き取り乾燥させる。

②クロス専用のりのノズルを外し、中栓を外した後に再度ノズルを装着する(ボトルに圧力がかかると中身が飛び出すために注意する)。

➂付属のハケを使用して、クロスの剥がれた面に薄く均一に塗る(使用したハケはすぐに水洗いしておく)。

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④補修箇所をしばらく手で押さえて圧着させる(クロスに癖が付いている場合はテープなどで仮止めしておく)。

⑤はみ出したのりは乾く前にきれいに拭き取る。

⑥付属のローラーを使用して数回転がせて密着させる。

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天井クロスの浮きは補修用注射器を使用!

天井のクロスや壁クロスは雨が数日間降り続くなど湿気は非常に多くなると浮きやすくなりますが、ほとんどの場合乾燥すると元に戻ります。

乾燥しても、浮きが見られる場合は「補修用注射器」を使用して補修しましょう。

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①補修用注射器に、必要量のクロス専用のりを入れる

②クロスの浮いている箇所にのりを注入し、ローラーを転がせて密着させる。

 

亀裂やひび割れ・隙間はコーク剤で補修

天井クロス亀裂やひび割れを簡易的に補修する場合は、以下のような補修キットが市販されています。補修キットを使用した補修手順は以下の通りです。

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①補修部分の埃や汚れを取り除き乾燥させておく。

②コーク剤が周囲に付着しないようにひび割れの両側にマスキングテープを貼る。

➂ノズルの先端をひび割れの幅よりも小さくなるようにカッターナイフなどで斜めにカットする。

④コーク剤の中栓を外してノズルをセットする。

⑤ひび割れにノズルを押し込むようにしてコーク剤を充填する。

⑥付属の表面を滑らかにした後、マスキングテープを取る

※壁用コーク剤は壁の色に合わせてカラーを選択するとひび割れが目立ちにくくなります。余分に付着したコーク剤は濡らしたウエスで拭き取りましょう。

 

クロスの劣化によるヘアークラックは天井パネルを貼る!

経年劣化によって天井クロスにできたヘアークラックや変色・退色にはクロス全体の張替えが必要になります。

天井クロスの張替えをDIYで行うのは大変な作業で、とても一人で行えるものではありません(最低でも二人は必要)。

しかし、近年は一人でも簡単に貼ることができるパネル壁紙が登場しています。

パネル壁紙は32cm×32cmの塩化ビニル製のシールタイプで、既存の天井クロスの上から直接貼ることができます。

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以下にパネル壁紙をきれいに貼るための手順を解説します。

 

①照明器具のカバーを外し、障害物となりそうな背の高い家具などを移動させ作業スペースを充分に確保する。

②貼り付ける天井面の埃や汚れを雑巾できれいに除去しておく(汚れが付着したままでは接着力が弱くなる)。脚立に上がっての高所作業となるため注意しながら行う。

➂割付方法を決める(天井の中心から貼る方法や割付なしで天井の端から貼っていく方法など。天井の中心から貼る場合は中心線を引く)。

④1枚目のパネル壁紙の裏紙を2~3cm剥がし、外側に折っておく。

⑤1枚目のパネルの位置を合わせて仮止めする(パネルには向きがあるため確認しておく)。

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⑥裏紙を少しずつ剥がし撫でバケで圧着しながら貼っていく。

⑦裏紙を全て剥がしたら再度撫でバケで圧着し、パネルの周囲をローラーで圧着する。

⑧2枚目からは、1枚目のパネルの目地に2枚目の目地をピッタリ重ねて同様に貼っていく(目地なしタイプの場合は1枚目にピッタリ突き付けて貼る)。

⑨目地が重なった部分はローラーでしっかり圧着する。

⑩壁に当たる部分のパネルを貼る際は、壁に当たる部分まで裏紙を剥がし、撫でバケで圧着しながら貼り、壁に当たる角部分はハケを横方向(壁に沿わせるように)撫でつける。

⑪ヘラを使用し、パネルを傷付けないように注意しながら、パネルを角に入れ込む(パネルの粘着面が壁に付かないように浮かせながら行う)。

⑫角に地ベラを当てて、カッターでパネルをカットする。

⑬切った部分を取り、再度ローラーで圧着する。

 

リペア業者に依頼するメリットと費用相場

以上でご紹介したように、簡単な補修ならDIYでも可能ですが、天井クロスの剥がれや浮き・ひび割れの原因がカビや雨漏り・下地の不具合などの場合は表面だけを補修しても、再度剥がれや浮きが発生する可能性があります。

そのようなことを避けるには、やはりプロの目で見て根本的な原因を確認した上で、適切な補修が必要になります(カビの除去や下地の処理・雨漏りの場合は漏水の侵入口を見つけて補修するなど)

また、天井面の補修は高所での上を向いての作業となり、慣れない素人とっては壁の補修作業より格段に難しく危険を伴う作業といえるでしょう。

さらに、部分的な補修ならば可能でも補修箇所が広い場合は脚立だけでなく足場台なども必要です。

リペア業者に依頼するメリットは、プロの目で原因を特定し、どのような補修が必要になるか正確に判断してもらえるため、安心感が大きいことです。

また、天井クロスを張替えリフォームする場合は、材料代と工事代の費用は6帖程度で5~6万円程度が相場になっています。

クロス自体が劣化していない場合は、リペア業者による部分補修を行うことで費用を安く抑えられます。

当サイトでは、「単位リペア」の場合は補修1箇所につき13,000円~(技術料)となっており、低予算でも安心してお任せいただけます。

※詳しいリペア費用は当サイトのトップページでご確認ください。

 

そもそも、天井クロスと壁クロスとは違いがあるの?

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「天井クロスと壁クロスとはどう違うのか…」と疑問をお持ちの人も多いと思います。

メーカーのカタログでも天井用と壁用に分かれていますが、ビニールクロスという素材の分類では同じものです。

昔は天井クロスと壁クロスは別々に選ぶのが一般的でしたが、最近はシンプルな色や柄のものなら天井・壁ともに同じクロスを貼る住宅も増えています。

しかしながら、本来は天井用と壁クロスを別に選ぶことが望ましいといえます。

その理由は、天井用クロスは照明器具によって(天井面に光が当たる間接照明など)は、下地の状態やクロスの継ぎ目が目立ちやすくなります。

そのため、天井用クロスは壁用より厚みがあり、柄に方向性がなく下地の凹凸が目立たないように凹凸のあるクロスが推奨されます。

天井クロスを選ぶ際に注意したいポイントは、天井には光が当たりにくいため実際の色よりも暗く見えます。明るい部屋にしたい場合は白に近い色(光の反射率が高い色)を選ぶといいでしょう。

天井クロスと壁クロスを同じもの(無地の場合)にすると部屋全体がスッキリとしたイメージになり、明るい色(白に近い色)ほど広く感じます。

寝室などの落ち着いた空間にしたい場合は、天井クロスにやや暗めの色を選択しても問題ありませんが、暗すぎると圧迫感があり陰気なイメージになるので注意しましょう。

 

まとめ

天井クロスに浮きや剥がれ・ひび割れなどを見つけたら、まず原因を探ってみましょう。

素人が判断するのは難しいですが、ヒントになるのは新しいクロスか年数が経過しているかです。新しいクロスの場合は下地の処理の不具合や施工不良が考えられます。

古いクロスの場合は経年劣化がほとんどの原因です。

また、以下の画像のように天井に黒い汚れが付着している場合はカビが発生しています。

さらに、剥がれや浮きとともにクロスにシミが見られる場合は雨漏りが原因です。

原因によって、自分で補修か可能かを判断して、早めに補修することをおすすめします。

原因がわからない人や自分で補修する自信のない人は、是非当サイトへご相談してください!

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