世界中のあらゆる傷を修復し、
気持ちよく生活できる空間を提供する

現地調査は不要

1分で入力完了

即日無料お見積もり

24時間365日対応

椅子のぐらつきを自分で直す方法!業者に依頼する時のポイントも解説

  1. 椅子
  2. 1233 view

長年椅子を使用していると、脚がぐらついたりキャスターが破損したりと、様々な不具合が出てくる。

そのまま放置すると、急に脚が折れてしまい、それによって家族が怪我をするのではと心配になることだろう。

毎日使っている椅子は、安全に座り続けたいものだ。

今回は自分で出来るぐらついた椅子の補修方法、椅子の脚がすでに折れた場合の補修方法まで徹底解説する。お金をかけずに椅子へのストレスをなくそう。

 

 

椅子のぐらつきをDIYで修理する方法

自宅の椅子がぐらついたとき、大切なのが「ぐらつきが軽いうちに直す」という事である。

ぐらつきがひどくなると自身で直すことが困難となるため、早いうちに直すことをお勧めする。ではDIYで修理するときのお勧めのアイテムと方法を紹介する。

 

お勧めの修理アイテム

椅子がぐらついたときにまず試してほしい補修アイテムは以下の通りだ。

椅子が木製の場合は木の収縮からぐらつきが起こることが多い。

そのため、その収縮によってできた隙間を埋めることでぐらつきを抑えることが出来るのだ。このアイテムは簡単に隙間を埋めてくれるのでとてもおすすめである。

色も2色用意されており、いろんな椅子に利用可能だ。またチューブ式になっているので簡単に補修が可能。

https://amzn.to/399jM3O

 

修理する方法の手順とコツ

お勧めのアイテムを紹介したが、その手順とコツを見ていこう。

①まずは椅子のどの部分がぐらついているのか確認する。

②液だれしては困る部分をマスキングテープで養生する

③椅子のぐらつき(隙間が出来ている部分)に先ほど紹介したアイテムを挿入する。

④乾いた布で隙間に液だれしていないかふき取る

少しのぐらつきであれば、上記の方法で修理することが可能だ。

修理のコツは、ぐらつき場所を特定することである。

これを使用してもぐらつきが収まらない時は、リペア職人に依頼することをお勧めする。

 

椅子の脚が折れたときの修理方法

椅子の修理で一番難しいのが、脚が折れたときである。難易度も高い為、補修方法を見ていただき、自信がない場合にはプロに任せた方が良い。ここでは木材脚の補修方法を解説する。

 

お勧めの修理アイテム

椅子の脚が折れたときのお勧めのアイテムを紹介する。

まずは折れた脚部分を仮止めする為の接着剤である。

速乾性の木工ボンドは隙間を埋めながら接着するのに有効であり、また後に固定器具を付けた後のはみ出しも綺麗に拭き取りがしやすい。

https://amzn.to/33CIyYZ

接着剤で、折れた部分を接着させることは可能だが、接着時に元の状態でしっかりと固定をしなければならない。下記のハタガネという木材を固定する為の道具が必要である。

接着は1日しっかりと置いてからハタガネを取り、下記のような金具でしっかりと固定する。

この時、当て木をすることで、椅子に傷をつけず、また固定もしやすくなる。

https://amzn.to/39cNbKv

椅子の形状やデザインにもよるが、脚が折れたときには金物を利用するのが有効である。椅子職人の補修方法は、その多くがビスにて脚を固定し、ビスを打った部分はパテ処理をして塗装をし直す方法である。

しかし素人ではなかなかそこまできれいに補修することが難しい。その為脚部と本体を固定させるために金物を使用することが有効なのだ。

金具は、上記のようなL字の他、I字、T字があり、またサイズや厚み、色も様々である。

初めて金具を使用する場合、ホームセンターで実物を見比べて選ぶ方がよいだろう。

ただ脚が四角ではなく円状であれば、素人での補修はハードルが高いのでプロに補修依頼する方が良い。

 

修理する方法の手順とコツ

椅子の脚が折れたときの修理手順を紹介する。

①折れた部材を仮にはめ込み、不足部材がないか確認

②不足部分があれば、木材で不足箇所を作る必要があるが、慣れてなければ難易度は高い。わずかな隙間であれば後ほどパテ埋めで済む場合もあるが、基本的に不足分がある場合はプロに任せた方が良い。

不足部分がなければ、椅子の折れた脚断面、本体断面両方に接着剤をつけて接着する。

③これだけでは接着部分にズレが出てしまう為、ハタガネでしっかりと固定する。この際、接着剤がはみ出すので、水で濡らした綺麗な布で接着剤を拭き取る。

④1日接着するのを待ってからハタガネを取り外し、固定金具を取り付ける。

ビス止めの際に、ビス先が貫通しないようにビスの長さはしっかりと確認し用意すること。

補修のポイントは、脚に荷重がかかっても問題ないかという点である。

ハタガネやビス止めなどに慣れておらず、固定が充分でない場合は、

座っていて脚が折れてしまう可能性があるので自分での補修は辞めておいた方が良い。

 

 

椅子の傷や欠けをDIYで修理する方法

続いては、椅子の傷や欠けの修理について見ていく。傷や欠けの場合には木材専用の補修材を使用するときれいに直すことが出来る。

 

お勧めの修理アイテム

椅子の傷や欠けの補修のためのアイテムは多く存在する。

①エポキシパテ木部用

https://amzn.to/2vGJIpC

セメダインが出している商品の為、接着強度にも優れている。練って使用するのでどんな形状にでも使用できるところが良い。

②傷隠す補修セット

https://amzn.to/2J8DtxX

木部の傷隠しには、補修キットがお勧めである。

様々な色に対応しており、これはペンタイプトクレヨンタイプが入っているので様々なものに対応可能である。

 

修理する方法の手順とコツ

傷や欠けを補修する上で重要なのが、損傷箇所と既存箇所との色を合わせ(ギャップ埋め)と凹凸を出さない2点である。下記に補修の際の注意事項やコツをお伝えする。

①パテは硬化後、少し痩せる為、多めに盛り上がるくらいに埋め込む。硬化後は盛り上がり部分をサンドペーパーで表面を平滑にならす。

②サンドペーパーをした際に補修をした部分だけでなく、周辺部分と馴染むように一緒にやすりをかけて一体感を出す。

③色合わせは、全く一緒の色に合わない場合はワントーン暗い色を使う。明るい色にすると目立つことがある。

上記に注意してお勧めのアイテムを使用した補修方法の手順を紹介する。

①補修する面のごみをふき取り乾燥させる

②補修面にサンドペーパーをかけて表面をざらざらにする。

③付属の保護手袋を着用し、フィルムをはがして必要な分だけエポキシパテを取り出す

④色ムラがなくなるまで練り合わせたら補修部位に取り付ける。

混合したパテは4分以内に使用を終了する。

⑤湿った布や水で表面をならす

⑥10分後にはある程度硬化し始めるが、ヤスリかけや塗装は24時間後に行う

24時間後に表面を丁寧に目の細かいサンドペーパーで平滑にする。

⑦周辺部分の色味に合わせて着色する。

一気に塗り上げるのではなく少しずつ塗り進める。近くで見るだけでなく離れてみて艶などギャップがないか確認する。

上記の方法で傷や欠けを補修することが出来る。

ただし大きな傷は目立たなくするのは素人では難しい為、リペアのプロに依頼する方が良いだろう。目安としては傷が10cmを超えるものはプロに依頼したほうが良い。

 

回転椅子の不具合の修理方法

近年ダイニングチェアーでも見かける回転椅子は、木製の椅子と組み合わせておしゃれさと機能性を兼ね合わせた人気の椅子だ。この回転椅子の補修についても解説する。

 

回転部分のぐらつき修理方法

回転椅子のがたつきを直すには、椅子の構造を理解する必要がある。

回転椅子は座る部分と脚の間に下記のような金物が入っている。

https://amzn.to/2J6HYcn

これは回転板といって、回転椅子ががたつく原因の多くはこの回転板の固定部位が緩んでいることだ。下記の手順でチェックしてほしい。

・回転板の固定が緩んでいないか確認する

・回転板を抑えてビスが浮いていないか確認する。

回転椅子のがたつきはこの2点をチェックすると直ることが多い。

 

キャスターの不具合の修理方法

回転椅子のがたつきのもう一つの理由としてキャスター部分が疑われる。

キャスター部分にがたつきがある際の補修方法を紹介していく。

①椅子を逆さにしてキャスターが緩んでいないか確認(回転させたり、引き抜いたりして抜けないかの確認)

②キャスターが緩んでいたらビス又はボルトにて再度固定する。その際にボルトが破損していないか、ビスが破損していないか確認。

③キャスターが破損していたら交換する。

キャスターを選定する際は、高さだけでなく設置面(ビス固定かボルト固定か確認)

を確認して購入すること。またボルトの場合は太さも重要になるので既存のボルトと同じ物を購入すること。

下記がボルト型とビス止め型のキャスターである。

①ボルト形状のキャスター

https://amzn.to/39bX3nF

アマゾンでは¥1,500で5個セットが購入可能である。

②ビス固定のキャスター

https://amzn.to/2UdSIMt

アマゾンでは¥1,260で4個セットが購入可能である。この商品はすべてストッパーつきになっているので使用用途に合わせて検討してほしい。

 

 

DIYで直らない場合はプロに依頼する

椅子の様々な不具合について見てきたが、お勧めのアイテムを利用しても直らない場合にはプロに修理依頼することをお勧めする。

特に傷の場合は問題ないが、ぐらつきや脚の折れに関しては、座って破損したときに大きな怪我に繋がる可能性があるからだ。

ただし椅子の修理をプロに依頼する際にも注意しなくてはならない点があるので紹介したい。

 

不具合の種類で依頼先は変わる

椅子の修理の場合、修理すべき内容で依頼先が異なる

下記に損傷内容と適した依頼先を記載する。

①表面的な補修はリペア業者に依頼

欠けや傷などの場合は、リペア職人にお願いたほうが良い。また表面的な補修のほとんどは数時間で補修が可能である為、補修場所としては職人が自宅に来て直すことが多い。リペア職人は家具だけに限らず、壁・床・扉の損傷も直すことが出来る為、まとめて気になる箇所の補修を依頼するのも良いだろう。

②構造的な補修は家具修理業者に依頼

椅子の脚の折れやぐらつきのような構造的な不具合の場合には家具の修理を専門としている業者に依頼したほうが良い。また依頼する場合には、現地での補修が難しいため家具工場に持ち帰るケースが多い。

 

椅子の修理費の相場を見てみよう

どこに依頼すべきかわかったところで気になるのが補修費用である。

先ほど紹介したように、傷などの構造的に関係しない部分の補修の依頼先はリペア職人である。リペア職人の場合は、技術料として1カ所の補修が15,000円~である。

上記の価格に出張費や特殊な材料の取り寄せが必要な場合は材料費が加算されることがある。

家具工場に依頼した場合の費用は、椅子の台数や補修具合による為、下記は参考としてご覧いただきたい。

椅子運搬費(往復)1脚でも10脚でも同価格。¥15,000

椅子補修費¥15,000~

諸経費¥5,000~

椅子の台数が増えると、1脚単価も下がってくる可能性がある。

 

椅子を修理に出した時にかかる期間

椅子を修理する際は、補修内容によって金額が様々だということが分かったが、補修にかかる時間はどれくらいだろうか?

傷や欠けで補修するリペア職人に依頼するような補修の場合は2時間~1日以内で作業が完了する。椅子の傷や凹みであれば2時間以内だろう。

先述のように、基本的には自宅に修理に来るためすぐに補修が可能だ。

逆に脚の割れやぐらつきで補修依頼をし、家具工場に依頼した場合には家具屋への配送から始まる。その為輸送期間→補修期間→配送期間を含めると、補修期間は2週間程度かかると考えたほうが良いだろう。

 

椅子の修理まとめ

畳文化であった日本でも、今となっては必ずと言っていいほど各家庭に椅子がある。

1日に何度も座り、荷重を抱える椅子は使用期間とともに劣化していくことは仕方のないことである。

しかし、ぐらついていても仕方がないと諦めていると、急に脚が折れて怪我をすることも

充分に考えられるので、早い段階で、DIYで補修できるのか、出来なければプロに依頼するかを検討したほうが良いだろう。

無料見積もりフォーム

損傷箇所のリペアを検討されている方はお気軽にお見積りください。お見積りは無料でさせて頂きます。

①お客様の情報をご入力ください
区分 個人  業者
会社名 or 個人名
担当者名

※個人の方はお名前

メールアドレス
電話番号

※お申込後、12時間以内にこちらよりお電話を致します。

FAX番号

※お持ちの方のみ

作業場所住所
物件の種類 所有物件  賃貸物件  工事現場 
賃貸物件の場合、管理会社
に連絡はしていますか?
はい  いいえ
傷の状況
相見積もりを
していますか?
はい  いいえ
定額リペアにほぼ依頼を
決めていますか?
はい  いいえ
その他ご質問
駐車場有無 有り  無し
作業希望日 3日以内  1週間以内  いつでも(土日希望)  いつでも(平日希望)

※状況によってご希望日での作業ができないことがございますのでご了承ください。

②損害箇所の写真を添付してください

写真の例

写真の撮影をお願いします。 傷1の写真が必須ですが、他に損傷がある場合は傷2・傷3にも写真を添付ください。

1近景

2中景

3遠景

傷:近景

撮影のポイント

傷から20cmくらいの距離(大きさがわかるように近くにコインかメジャーを置いてください)

傷1:近景

傷2:近景

傷3:近景

傷:中景

撮影のポイント

傷から1〜2mくらいの距離

傷1:中景

傷2:中景

傷3:中景

傷:遠景

撮影のポイント

傷から3〜4mくらいの距離

傷1:遠景

傷2:遠景

傷3:遠景

山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役

資格:一級建築士
   公認不動産コンサルティングマスター

一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、
不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。

記事一覧