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クロスや壁紙がひび割れしてしまう原因や対処法を総まとめ

  1. 壁紙
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ふとした時に壁紙をみてみるとクロスが割れていて驚いた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はクロスがひび割れを起こす原因にはさまざまなものがありますが、放置し続けていても自然に治るものではないため、補修を行う必要があります。

今回は、クロスや壁紙がひび割れていた際の原因や、壁紙補修の費用相場、また補修を行うべきタイミングについて詳しく解説させていただきます。

クロスの補修について詳しくわからない方はぜひ参考にしてみてください。

 

クロスや壁紙のひび割れの原因

クロスや壁紙のひび割れの原因

クロスや壁紙のひび割れにはどのような原因があるのでしょうか。

下記では、ひび割れの原因の中でも特に発生する頻度が高い5つの原因をご紹介します。

 

壁紙の材質によるもの

壁紙の材質が木材の場合は、湿度や温度の変化によって壁そのものが変形してしまうことがあります。

そのため、壁の変形に壁紙やクロスが追いつくことができ図、ひび割れや裂けが発生してしまうことがあるのです。

また、木材だけでなく壁の材質とクロスの相性が悪い場合にもひび割れは発生してしまう可能性があります。

 

壁や天井自体の不具合によるもの

長年住み続けている家では、壁・天井などの経年劣化が起きている可能性が高いです。

単純に経年劣化によるひび割れの場合もあれば、物をぶつけたりや、クロス自体を強い力で圧迫することが原因でひび割れが生じることもあるでしょう。

また地震などの自然災害が原因により、雨漏りなどで生じた壁や天井のダメージでクロスや壁紙に被害を与えてしまっている可能性も考えられます。

建設時に打ち込まれたビスが少なく固定されているなど、元々の施工不良が原因となっている場合もあります。

 

下地の不具合によるもの

壁紙やクロスは、基本的に下地(サイディングボードと呼ぶこともある)の上にノリで接着されています。

この下地部分にダメージが発生していたりや、下地を処理する段階での施工不良(塗りムラ・塗り忘れ)などがあると下地に沿ってひび割れが発生してしまうことがあります。

コンクリートの素材などを使用している下地の場合は、経年劣化によって下地自体にひび割れが発生する可能性もあり、一見クロスや壁紙のみがひび割れているように見えて下地ごとひび割れが発生している……なんてこともありうるのです。

下地には石膏ボードや合板などさまざまな素材が使用されているため、住宅の下地はどのような素材でできているのか、クロスのひび割れに関連がありそうな素材かどうかを把握しておくことも大切です。

 

施工時の不具合によるもの

施工時の不具合による壁紙のひび割れも、ごく稀ですが発生する可能性があります。

上記でも述べたとおり、新築住宅や築年数が浅い住宅に住んでいて、まだ月日が警戒していないのに壁紙のひび割れが起きている場合、施工時に何らかの手抜きやトラブルがあった可能性が高いです。

また施工時に不具合があった場合でも、ある程度時間が経過してからひび割れが発生する可能性も0ではありません。

この場合、素人では施工時の不具合であるかどうかを判断することが出来ないため、まずクロスや壁紙のひび割れを発見した場合はまず初めの手順として専門業者に調査を依頼しましょう。

実際に施工時の不具合が要因であれば、保険や補償が適用されて自己負担が少なく補修をすることができる場合があります。

 

揺れや振動などの外部要因によるもの

施工不良や住宅内での問題はないものの、揺れ・振動が発生することによって壁紙のひび割れが発生することがあります。

地震などの自然災害の場合もそうですが、揺れや振動は建物のバランスや資材の隙間などを発生させる可能性があり、特に壁や天井などの境目は揺れや振動による壁紙のひび割れが発生しやすくなります。

普段生活をしていても、クローゼットやタンス、冷蔵庫などの開け閉めを行ったりする際にも振動は響きますし、トラックなどの大型の車が家の前を通るだけで家が揺れることもあるでしょう。

これらの積み重ねにより、壁や天井の内部に建設されている資材同士の間に隙間やねじれが発生し、表面に張り巡らされているクロス・壁紙のひび割れを引き起こします。

このほかにも、災害による地盤沈下などでも壁紙がひび割れる原因を作ります。

地盤沈下が原因の場合、少しずつ建物が傾いて最悪の場合は倒壊をする危険性もあるため、地盤修復などの大規模な工事を行うことになる可能性もあることを心得ておきましょう。

 

クロスや壁紙のひび割れ補修の費用相場

クロスや壁紙のひび割れ補修の費用相場

クロスや壁紙がひび割れている際の補修費用相場は、一箇所あたりでおよそ2万円〜3万円ほどとされています。

しかしひび割れている範囲が大きい場合はさらに費用が加算される可能性もあるので注意が必要です。

また業者によっても異なりますが、二箇所以上の補修工事の場合は単純計算で一箇所あたりの費用の2倍、3倍になるわけではなく、5,000円〜10,000ほどのペースで料金が加算されていくことが多いです。

その理由は、一箇所あたりの施工費用には工賃や出張費、諸経費などが含まれているためであり、二箇所以上の補修工事を行うのであれば同時に依頼をした方が一箇所あたりの施工金額を安くすることができるのも重要なポイントです。

またクロスだけでなく壁自体に大きな損傷が発生している場合はさらに費用がかかり、30,000円〜50,000円が費用相場となります。

部分補修を行う場合は半日、全面張り替えを行う場合は一日作業に時間がかかり、下地材の交換など作業工程が多い場合は二日ほどの工期をみておきましょう。

これらの費用相場はあくまでも目安のため、実際のひび割れや建物の状況を確認しないと実際の費用はわかりません。

まずは修理業者に実際に家に来てもらい、現場の調査を行ってもらいましょう。

 

【深刻度別】クロスや壁紙の補修を依頼すべきタイミング

【深刻度別】クロスや壁紙の補修を依頼すべきタイミング

上記ではさまざまな原因を述べてきましたが、クロスや壁紙のひび割れでは補修の緊急性があるものとそうでないものが存在します。

しかし、実際に素人ではどのひび割れの緊急性が高く、どのひび割れなら緊急性がないのかわからない方も多いのではないかと思います。

下記では、ひび割れの深刻度別に修理を急ぐべきかどうかを解説します。

 

修理を急ぐ必要がないひび割れ

よくあるひび割れの中に、縦に一本薄く入った線のようなひび割れがあります。

これはよくみるとひび割れではなく、クロスや壁紙のつなぎ目に隙間ができている状態なので、修理の心配をする必要はありません。

また、窓・ドアなど、日常的に開閉する頻度が高い物の周辺に発生するひび割れの場合は、開閉時の振動が積み重なって発生したひび割れの可能性が高く、こちらもあまり修理を急ぐ必要性がないひび割れに該当します。

それでも隙間などが気になる場合は、市販の補修材料を購入してDIYで目立たないように埋めるのもおすすめの方法です。

修理を急ぐ必要がないひび割れの場合、その場で専門業者に連絡を行う必要性はありませんが、年月を重ねていくことによりひび割れの状態が悪化していくことも十分に考えられます。

ですので、修理の必要がないとわかっている場合でも、ひび割れを発見したら写真などに納めておくようにし、一定期間を過ぎたら以前の写真と見比べる習慣を身につけておくと安心です。

もしもひび割れの程度が進行していたり、これまでみたことのないような症状に変わっていたりする場合は、別の原因によるひび割れにシフトチェンジしている場合があるため、異変にすぐに気づくことができるように工夫しておきましょう。

 

張り替えや塗り直しで十分なひび割れ

クロスや壁紙のつなぎ目でない箇所に見受けられるひび割れは、クロスの張り替え・塗り直しで綺麗に修復することが出来ます。

このひび割れは先述したひび割れの中でも、経年劣化や下地材の不具合などさまざまな要因で発生している可能性があるので、まずは専門業者に状態を確認してもらい、すぐに補修が必要な状態であるかどうか、またDIYで対応することはできるのかなどを確認してみましょう。

もしもすぐに補修をする必要はないと判断された場合は、補修をしなくても問題はありませんが、業者に訪問して確認してもらった場合は出張費がかかることがありますので注意が必要です。

またこのひび割れの場合にも、数ヶ月後、数年後に状態が悪化しているかどうかを確かめるために写真に納めておくようにすると安心です。

 

すぐに補修が必要なひび割れ

壁紙やクロスのみのひび割れではなく、下地ごとひびが入っている場合にはすぐに補修が必要なサインです。

下地にひび割れが入っている場合、考えられるのは建物自体のバランスが崩れて発生しているひび割れ、または下地材の劣化が進んで発生しているひび割れのどちらかになります。

素人でも簡単に見分けることができる特徴としては、薄くカッターで切ったような真っ直ぐの線、もしくはギザギザ引き裂かれているような切り込みが特徴です。

カッターで切られたような線の場合、ひび割れが床から天井まで真っ直ぐに伸びている、又はクロスや壁紙の継ぎ目ではないのに横に長く線が伸びている場合は注意が必要です。

一度専門業者に連絡を行い、ひび割れの原因を探り、適切な補修工事を行うことが大切です。

下地の劣化そのまま放置しておくと、建物そのものの安全性も大きく損なわれてしまうことになります。

補修だけでは改善しない場合も大いに考えられ、場合によっては大規模な工事を行う必要もありますので必ずそのまま放置せず、すぐに専門業者に連絡の上耐震診断を行うようにしましょう。

耐震診断を行うことでひび割れの原因を探ることはもちろん、住宅や建物が傾いているかどうか、建物の振動への強さはどれくらいかを調べることが出来ます。

 

クロス壁紙の補修なら定額リペアでここまでできる

クロス壁紙の補修は決して安い金額でありません。しかし、壁紙はちょっとした衝撃でひび割れができ、穴が空いてしまうこともあります。せっかくきれいに保ちたくても、いちいち高い金額で業者に依頼していたらきりがありません。

そこで、リペアの中でも、定額リペアであれば、壁のクロス損傷やドアの傷なども気になるところをまとめて補修できます。

クロス壁紙の補修なら定額リペアでここまでできる

料金は、定額制で時間によって決まっているため、安心して複数個所の補修を任せられます。

料金は、定額制で時間によって決まっているため、安心して複数個所の補修を任せられます。よりきれいな壁紙や空間を保ちたい際にはぜひご活用ください。

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②損害箇所の写真を添付してください

写真の例

写真の撮影をお願いします。 傷1の写真が必須ですが、他に損傷がある場合は傷2・傷3にも写真を添付ください。

1近景

2中景

3遠景

傷:近景

撮影のポイント

傷から20cmくらいの距離(大きさがわかるように近くにコインかメジャーを置いてください)

傷1:近景

傷2:近景

傷3:近景

傷:中景

撮影のポイント

傷から1〜2mくらいの距離

傷1:中景

傷2:中景

傷3:中景

傷:遠景

撮影のポイント

傷から3〜4mくらいの距離

傷1:遠景

傷2:遠景

傷3:遠景

山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役

資格:一級建築士
   公認不動産コンサルティングマスター

一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、
不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。

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